健康アドバイス
あなたの腰痛は何型?
一言で腰痛といっても、原因によって対処法も治療法も異なります。
腰痛の形が4つに大別出来るので、自分の腰痛の型がどれにあてはまるか下の図でチェックしてみて下さい。
日常的に言われているギックリ腰という言葉は原因がどの型でも急性に起こったものを意味します。
腰痛の型と症状
型 | 病名 | 症状 |
---|---|---|
骨格の異常型 |
椎間板ヘルニア 脊椎分離症 脊椎すべり症 |
4足への痛みや痺れを伴い同じ姿勢を続けられない |
筋肉故障型 | 筋性筋膜炎 | 安静にしていれば痛くないがある動作をすると痛む |
内臓疾患型 |
婦人科系 消化器科系 泌尿器科系 |
姿勢に関係なく常時腰が重苦しく痛む |
体質型 |
腫瘍等 虚血 貧血性 冷え性等 |
痛いというよりも腰に鉛が入っているような感じが持続的に続く |
腰痛の対処法
骨格の異常型
骨格の異常型は整形外科にて検査、診察を受けます。
筋肉故障型
筋肉の故障型は痛くなった直後はまずアイシング(冷やす)をし、腰周りの筋肉に負担をかけないようにバンド等で固定すると楽になります。
痛みが出てから 48時間は温めない方が治りが早くなります。48時間後以降は温めが重要になります。
内臓疾患型
内臓疾患型は身体がだるくなったり、微熱が出たり、お腹の調子が悪い等、他の自覚症状が現れる ので、専門医療機関で診察を受けて下さい。
体質型
体質型は身体や腰を冷やさないように保温に極力努めるように。生野菜や果物など身体を冷やす 食べ物も控え、温野菜をたくさん採るように心がけて下さい。
年齢と共に筋力低下も骨に負担を与えますので適度な運動や腹背筋の強化も必要です。
全ての腰痛の基本的な原因に疲労があるので疲れを溜めないなど、生活習慣を改善する事も大切です。
自分の腰痛の原因や対処、治療の方法がわからない場合は、西洋医学、東洋医学両方の視点から適切なアドバイスをしますので当院までご相談下さい。